Omuro-Mayuri

私の先祖は父方が後白河法皇、母方が宇多天皇に遡るといわれており、マハー・マユリというインド伝来の孔雀の女神に仕える特殊な一族であった父方の祖母は、日常的に「おまじない」を活用していたらしく、どうやら私の体質はそちらの家系から受け継いでいるようです。幼い頃は少し変わっていて、未来の出来事を予兆したり、トランプの絵柄を透視したり、握り寿司に乗った海老が空中を飛んだり、身の回りでしばしば不思議な出来事が起こりました。思春期には怪奇現象に悩まされた時期もありましたが、『ウイッチクラフト』との出会いが私の人生を大きく好転させてくれました。ウイッチクラフトを修練する中で、妖精や自然を司る精霊たちに親しみ彼らの助力を得ることで、疲れた心身を癒し、内なる心の力を使って願いを叶える事が出来ます。私にとって『占い』とは、もっとも身近な場所にある問題解決のための技術です。現実を直視した上で何ができるのか、どう動くことが賢明であるかを教えてくれるもの、それが占いです。私のインスピレーションは、視覚的なヴィジョン(光景)として現れる場合もあれば、言葉や単語、図形、物体、数字、日付けが脳裏に浮かんで来る場合、あるいは誰かの感情や思考が水晶球の表面やタロットの図柄を通して語りかけてきたり、感情がそのまま移入して来る場合などがあります。占いや魔法が、わがままな願望を何でも叶えてくれるという訳では無いけれど、選択肢をより分けて危険を回避したり、考え方を整理整頓できたり、建設的な対策を講じたり、願望を実現に近付ける力があることは、十五年以上の鑑定経験と自身の体験から確信しています。私は占いを通じて、心に重く圧し掛かるお悩みを、明るい希望に照らされた未来へと変えて行けるような鑑定士でありたいと思っています。